二日ぶり

昨日はお見舞いに行かないで家でゆっくり休憩した。
それでも宅急便が3つも来たり、洗濯をしたりとバタバタしていた。

今日は日差しは強いけれど湿気がマシだ。
病室に入ると、母は鼻歌を唄っていた。

私に気付くとすごく喜んで、
「こんなに嬉しいことはない」「○○ちゃんが来てくれたら元気、元気」と言った。

たった1日行かなかっただけで、本当にオーバーだ。

少し話しては鼻歌を唄う。
あまりメロディーがなく、ただフンフン言ってるだけなんだけど(笑)

検温とオムツ交換が同じ時間帯になり、体温、血圧などは判らなかった。
が、酸素のボトルが1Lになっていた。
鼻歌も出ている事だし、特に調子悪いということはなさそうだった。

が、やはり痰は出ていた。
痰が出る限り食事は摂れない。

食事が摂れないという事は中心静脈カテーテルで延命をしていることになる。

母は私が誰であるか認識しているし、私の顔を見ると喜ぶ。
鼻歌も歌う。
会話も時々、通じる。
時々、面白い事も言う。

中心静脈カテーテルの延命を拒否するなんてことは出来ない。




万が一、食事が摂れたとしても、また何か食べ物で誤嚥性肺炎になるだろうし、
元気が出て騒ぐようになったら精神安定剤を与えられ、夜間に自分の唾液で誤嚥性肺炎になる。

もしも、万が一、食事が摂れるようになったら、中心静脈カテーテルが必要なくなったら、
家に連れて帰りたい……と、思う事もある。
でも、無理だよなぁー。



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疲れた…

今日はバス停でバスを待っている間にフラフラした。
日を遮るものが一切なく、いつも早く着き過ぎるので7、8分バスを待つ。
一応、日傘はさしてはいるが太陽の熱をめちゃくちゃ感じる。
本当にこの暑さ、いつまで続くのやら……

母は今日もあまり話さなかった。
私が暑さに参っていることが何となく感じ取れているようだ。
ただ、鼻歌は歌っていた。
調子が悪いという事はなさそうだ。

8月10日から二十日間、病院へ通っている。
一日4、5時間の近所のパートでも20日連続働くことはないだろう。
やはり少し休もうと思った。
母に「ちょっと疲れたから明日は来ないね。明後日、来ますね」と言った。

午後の検温では36.7度
酸素は99%
血圧は100/70
ちょっと上の血圧が低い気がするが、看護婦さんが言うには「こんなものでしょう」。

痰はやはり出ている。
痰が出なくなる事はないのか?

万が一、痰が出なくなったとして、ムース状の食事を摂れるようになるのか?
食事を摂れたはいいけど、また誤嚥性肺炎を繰り返すのではないのか?

では、もうずっとこのまま食事、水分を摂ることもなく、中心静脈カテーテルによって生かされているだけ?


色々とネットで調べているのだが、睡眠薬や精神安定剤を飲むと、夜間、睡眠中に唾液で誤嚥性肺炎になるらしい。
という事は、病院なり施設になりに入ったら必ず誤嚥性肺炎になるという事だ。

痴呆老人にとってはやはり家に最期までいることが幸せなんだろうなぁと思う。
だが同居する家族は耐えられない。

しばし妄想してみる……
徘徊や奇声をあげる痴呆老人を薬漬けにしないで自宅で介護するには、地下牢、座敷牢、離れなどが必要。
そこへ居れておけば、徘徊も奇声も心配しなくてもすむ。
騒ぎ疲れたら自然と眠るだろう。
朝になればヘルパーさんに来てもらい、オムツ交換、お掃除などをしてもらえばいい。
日本で地下牢とか座敷牢、離れなどを持っている人は一体、何パーセントだろう?
一部のお金持ちなら自宅介護も可能なのかもしれない。



三週間経った

今日もいつもの時間にお見舞いに行った。

母は眠そうであまり話さなかった。

7日に誤嚥性肺炎になって3週間、良くならない。
痰は出ているし、酸素吸入もしている。
点滴は中心静脈カテーテルになったし……

2日前に「何かちょうだい」と言った時は、食欲が出てきたのかな!?と喜んだのだけれど……
再び口から食べられるようになったらいいなぁと淡い期待をしたのだけれど……

もう再び口から食べ物、飲み物を入れることはないんだろうなぁ…
という事は、中心静脈カテーテルをずっと付けたまま延命と言う事になるのだろう。

色々と調べると、中心静脈カテーテルを断る人もいるらしい。
普通の点滴をし、栄養失調でそのまま枯れるように亡くなっていくことを選択するのだそうだ。

欧米では普通の点滴すらしなくて、食べれなくなったら終わりらしい。

私はやはり骨の髄まで日本人だ。

ただこの選択は母にとって良かったのかどうか判らない。

日射病なのかな?

いつもの時間にお見舞いに行った。

母は寝ていたが、私が声を掛けるとすぐに起きた。

一昨日から私の調子が悪い。
フラフラ立ちくらみがする。
今日は看護師さんが椅子を持って来てくれたので、座るとウトウトしだす始末。
母に質問する元気がなかった。
生あくびが出たりしたので、母はなんか変だな?と感じたようだった。

母の方から「もう帰る?」と2度ほど尋ねた。

午後の検温もまだだったので「もう少しいるよ」と応えた。

13時過ぎに看護婦さんが入室。
熱は36.9度
血圧は数値は教えてくれなくて「正常です」との事だった。
酸素はもう訊かなかった。

痰はここ3日、私がいるお昼間の1時間くらいは出ていない。
午前中や夜には出ているらしい。
あと、昨夜はあまり寝ていないとの事だった。
母がウトウトし出したので、こっそりと帰った。

立ちくらみをどうにかしようと思い、階下の談話室に行き、アイスティーを自販機で買って飲んだ。
少しマシになったような気がした。
行きはバスだったのだが、バス停まで徒歩7,8分。
この短い数分で日射病みたいになるようだ。
だから病院に着いたらフラフラ。

水、土日祝日は帰りのバスがない。
帰りはタクシーを呼ぼうと思ったけれど、タクシーが来るまでに10分、15分とかかる。
イライラする。
なので、無謀だとは思いながら歩いた。
炎天下の中、40分歩くとは本当に馬鹿だ。
行きの7、8分でフラフラになるのに、何で歩くのか?
実は昨日も歩いた。
もう、なんか倒れるなら倒れればいいと投げやりに思っている自分がいる。
あと、どこまで耐えられるのか?試したいのかも。


お腹がすいたの?

今日も昼過ぎにお見舞いに行った。

母は私が行くとすぐに起きた。
開口一番「何かちょうだい」

???

空腹を感じているようだ。
絶食してから20日目だ。

何が食べたいか問うと、「お菓子」との事。

まだ酸素吸入もしているし、太い静脈点滴も4日目だ。
食べることが可能になるのだろうか???





50年前の謎の歌、母曰く、「命の歌」だそうだ(笑)
随分と大層な題名だ。

トントントーン トントトントトーン

これが正しいそうだ(笑)

この歌を何度も歌ったり、「元気、元気」と応えたり、私が帰ると言うと「一日中いなさい」と言ったり、少し元気になったように見える。


今日は検温もあり、36.6度
血圧は107/70
酸素量は判らなかった。

昨日から病室で立っているとフラフラする。
母には再び「帰るね。掃除をいっぱいしなきゃいけないし、家がゴチャゴチャになるからね」と言った。

私が「バイバイ。また来るね」と言うと、
母は「バイバイ。お気をつけて」と言ってくれた。

なんと般若心経

昨日、今日と、本当に暑い。
昼間、36度、37度もあり、夜も30度以下にならない。

今日もいつも通りにお見舞いに行った。
母は起きていた。
でも、自分から話そうとしないので、私から「どこか痛いところある?」「しんどい?」など訊いた。
「大丈夫」「元気、元気」と応えた。

実際、段々と元気が出て来たのか、また謎のメロディーを口ずさんだり、なんと般若心経まで言い出した。
結構、覚えていてビックリした。

痰は午前中はたくさん出ていたようだが、私がいる間は出なかった。

今日は私の方が体調が悪かった。
汗が止まらずクラッと立ちくらみがした。
室温もいつもより暑く感じられ、立っているのが辛い。
いつもの時間が過ぎても午後の検温がなかった。

なので、熱、酸素量、血圧も判らなかった。
でも、悪くはなっていないようだった。

1時間ほど居て、私が「また来るね。バイバイ」と言うと、母も機嫌良く「バイバイ」と言ってくれた。

シャワーを浴びた、との事

昨日から太い静脈に高カロリーの点滴をしている。

今日は心配しながらお見舞いに行った。
点滴している場所は首ではなくて胸元だった。
怖くて見れなかった。

母は起きていた。
私の顔を見て少し嬉しそうにしたが、昨日程は喋らない。
眠そうでもある。

午前中は痰がたくさん出ていたようだが、私がいる間は痰が出なかった。

話好きな看護婦さんが今日は担当ではないのに病室に入って来て、私に挨拶してくれた。
こちらから質問しなくても何でも気さくに話してくれる。
「熱はないですよ」「抗生物質が変わりました」「今の点滴の方が痛い思いをしなくていいので楽だと思います」「酸素も4lから2lに減りました」などなど。
こちらが気にしていることをどんどんと話してくれた。

母は眠そうだったので、私が「帰ろうかな」と言うと、パッチリと目を開け、「○○ちゃんが来てくれたから眠たくない」と言った。

午後の検温では36.7度。
酸素量は97%
血圧は高い方が101だった。
まずまずかな。

その際、看護婦さんが「今日はシャワー浴びたのでスッキリしましたね」と母に話しかけた。
吃驚した。
そっかー、ここ4、5日、熱が出ていない。
なのでシャワーを浴びれたんだ。

シャワーを浴びるという事はもう危ない状況ではないということなんだろうか?

後は痰が減ってくれればいいのになぁ。

40分ほど居たが、やはり母が眠そうだった。
シャワーを浴びて気持ちが良くて眠いのだったら良いのだけれど……

母に「また明日来るね。ゆっくり寝て」と言うと、今度は素直に頷いた。

50年前のメロディー

朝9時頃、電話が鳴った。

あぁとうとう来たのか……
と、電話を取った。

電話は病院の相談員さんからであった。
急変ではなく今後の治療について主治医と話してほしいとの事だった。

ほっとした。

主治医の話では熱は下がったがまだ血液検査では炎症があるとの事。
何よりも痰が多いので口から食べ物を摂取出来ない。
普通の点滴だけでは栄養失調になってしまうので、高カロリー点滴に切り替えて良いかどうかの確認の電話であった。
首や太ももなど太い静脈に点滴をするので危険性もあるとの事だった。
でも普通の点滴のままだとダメなんだったら高カロリーの点滴をして貰うしかないと思った。

お昼から処置をしますとの事だった。


お昼過ぎ、いつもの時間にお見舞いに行った。

今日も熱はなそうだ。
比較的、良く話した。
今日も「○○ちゃんの顔を見たら元気になった」と言った。
私が話す内容もきちんと理解しているようだった。

あと、鼻歌?のような物も歌っていた。
わらべ歌のような、単純なメロディーのものだ。

今日は看護師さんが少なく午後からの検温もいつもの時間が過ぎても来なかった。

「もうそろそろ帰るね」と言うと、
「早く帰って家でゆっくり寝なさい」と言ってくれた。

明日、お見舞いに行くと、太い静脈に点滴がされているのだろう。
ちょっと怖い。

病院の正面玄関に行くと、凄い大雨。雷だった。
来る時は晴れていたのに。
タクシーで帰った。

で、
家の玄関に着いたら思い出した。
あの母の鼻歌は、私が4、5歳くらいの時、向かい合って手を繋ぎながら母の足の甲に乗って遊んでいた時に一緒に口ずさんでいたメロディーだ。
トントントントン トントントーン

もう50年も前だ。
すごい。
そのメロディーが今頃、蘇って来るなんて、本当に不思議だ。

母は本当に私と離れたくないのだろう。
なのに寿命が迫っている。
こればっかりは仕方がない。

母の希望は何だろう。
私より先に死にたくないのだろう。
でも普通に考えたら、私の方が長生きだ。

私が急死したら良いのだろうか?
私が先に死んだら母は安心してあの世に行けるのだろうか?

為せば成る、為さねば成らぬ何事も

今日も蒸し暑かった。
お盆前の猛暑に戻ったようだ。

病室に入ると母は目を開けていた。
今日も熱はなさそうだ。

私の顔を嬉しそうに眺め、「○○ちゃんの顔を見たら元気が出ました」とか、「ここの人は皆、よくして下さる」などと言っていた。

痰は今日も多い。
私がいる1時間弱の間、4回も吸痰してもらった。

熱は36.9度だった。
看護師さんが忙しそうだったので血圧と酸素は訊けなかった。

19日から4日間、調子がマシのようだ。
危険な状態ではないみたいに見える。

それでも、やはり誤嚥性肺炎が治りきる事はないんだろうなぁ。。。


6月、入院した頃は週に2回位、お見舞いに行っていた。
気温が35度を超え暑さに耐えれなくなると、週に1回程、行っていた。
週一だとかなり楽でやっと自分の事、自分の病院へ行ったりヘアーカットに行ったり出来るかな?と思っていた矢先だった。

今は13日間、毎日、通っている。
この一年で最も暑い時期に毎日だ。
よく倒れないものだ。
人間ってどうにでもなるものなんだな。

母が良く言っていた。
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」



今日もマシだったのかな?

今日も12時過ぎにお見舞いに行った。

2日続けて調子がマシだったので、今日は悪いんじゃないだろうか?と思いながら病室に入った。
母は起きていた。
会話も出来た。

昨日、皆が来てくれたことは覚えていないようだったが、皆の名前が頻繁に会話の中で出た。
”昨日”であったことは覚えていないが、甥、姪らの事は印象に残ったのだろう。

私が今年の暑さはどんなに大変かなどを話すと、私の顔をまじまじと見て「苦労を掛けてすみません」と言った。

オムツ交換と検温タイムが重なり、私は病室を出なければいけなかった。
なので、今日の体温、血圧、酸素量は判らなかった。

でも、話せるという事はたぶん熱は37度以下なんだと思う。
痰も今日は少し減ったようだった。
プロフィール

風

Author:風
貧血、椎間板ヘルニアはかなり良くなってきました。
病気以来、身体に良い物を食べる事、適度な運動をする事は大切であると痛感しています。
普通に生活できる事は素晴らしい事であり、感謝するべきものなんですね。

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